
攻撃者のAI利用はもはや“当たり前” 日本はランサムウェア検出率で世界3位に(ITmedia エンタープライズ) - Yahoo!ニュース
アクロニス・ジャパンは、2025年下半期のサイバー脅威動向をまとめた最新レポートを公表しました。フィッシングやランサムウェアの増加が顕著で、AIを用いた攻撃も増加中であり、企業は防御体制を再構築する必要が生じています。
報告によると、テレメトリーデータを基にした分析で、電子メールを起点とする攻撃が前年より組織あたり16%、ユーザーあたり20%増加し、特に83%がフィッシング攻撃を占めていることが明らかになりました。マネージドサービスプロバイダー(MSP)が狙われる傾向もあり、関連攻撃が52%に達しています。
特にAIの悪用が深刻化しており、攻撃者は自動化された偵察活動や脅迫文の生成、ランサムウェアの交渉効率化にAIを活用しています。例えば、ランサムウェアグループ「GLOBAL GROUP」はAIを利用して複数の被害者との交渉を管理し、攻撃の効果を高めています。
また、サプライチェーン攻撃も続き、遠隔管理ツール「AnyDesk」や「TeamViewer」の悪用により1200社以上が影響を受けました。日本においては、マルウェア検知率が低いものの、ランサムウェアの検出率は世界3位を記録しており、攻撃者の関心の高さが浮き彫りとなっています。
同社幹部は、AIは既存の攻撃手法を高速化するツールとして活用されていると指摘し、企業には、AIを活用した攻撃に対する強力な防御体制の整備が求められています。


